不眠は不妊の原因になる?妊活には良い睡眠を

こんにちは。村上です。

日本人の睡眠不足は、ここ数年でかなり深刻なレベルに達しているようです。

特に男女ともに働き盛りの30~40代の睡眠時間が少ない傾向なり、この事も健康な妊娠に悪影響を及ぼしていると考えられています。

平均睡眠時間が6時間未満の人が半数近く。
これでは妊活のための体力や体調管理もできようがありません。

今回は、妊活における睡眠の工夫を紹介します。

妊活中 いかに睡眠時間を確保するか

妊活における睡眠の質は、近年になってより重要視されています。

睡眠は脳の働きとも密接に関連しており、ホルモン分泌も睡眠で左右されます。

十分な睡眠が摂れていないとホルモンバランスが乱れやすく、月経不順や着床障害につながります。

睡眠時間を確保するのも、妊活のうちだと言うことですね。

夫婦の話し合いで約束を決める

うちの場合、私が在宅ワークなので比較的時間に余裕がありますが、妻は帰宅時間が7~8時頃になります。

睡眠時間を確保するためには、ベッドに入る時刻を決めておき、そこから逆算してタスクを前倒ししていく必要があります。

まず、帰宅したらすぐ夕食を食べられるよう、私が用意しておく。
その分、私の仕事は後回しになりますが、妻のリラックスタイムを邪魔しないよう作業を心がけました。

また、私が仕事で外出するときは帰りが遅くなるため、妻は構わず先に寝てしまうことも約束しておきました。

この約束は意外と重要で、何も言わずに帰って寝ていたら寂しくなりますが、最初から「何時には寝てるから」と約束しておけば、寝ているのが当然なのでドアを開けるときから静かにしようとこちらも準備ができます。

朝目が覚めたらそのまま起きてしまう

アランの『幸福論』にこんな一説があります。
「夜よく眠れるというのは立派なことだ。そのためには日中たっぷり働く必要があるからだ。」

夜にぐっすり眠るためには、日中に活動を積極的にすることも大事。
うちの妻は元々不眠の気があって、朝はやくに目が覚めてしまう事があったのですが、そうなったらもうそのまま起床してしまい、家事をこなすほうが良いことに気づいたのです。

朝のうちにやれることは全部やってしまえば、夜にリラックスする時間が長くとれます。
夜に眠れない人ほど、ベッドに入る前のリラックスタイムは長くとった方が良いでしょう。

何かしらの活動をしているときは脳が興奮しているので、なかなか寝付けなくなってしまいます。

寝る1時間前からテレビ、スマホは消す

人を睡眠に誘うのは、メラトニンというホルモンです。

このメラトニンは、目から光が入ると分解される性質があります。
これにより、朝日が登ったら目が覚め、日が沈んだら眠くなるように人間は出来ているのです。

テレビやスマートフォンのディスプレイから発せられるブルーライトは、メラトニン分解の作用が非常に強いため、寝る前にスマホをいじっていると眠れなくなるとよく言われますよね。

家では、もともとテレビはあまり見ませんが、寝る1時間前には確実に消す。
スマホも、充電器にセットしてもう見ない。

LINEがしょっちゅう来るわけでもないし、正直家でスマホを見る必要ってあまり無いんですよね。

それよりも照明を若干暗くして、難しい本でも読んでいれば一瞬で眠くなります。
ちなみに、最近は「デカルト」を愛用しています笑

メラトニンの材料を食べる

一応、サプリメントアドバイザーっぽい事も書いておきます。

睡眠ホルモンであるメラトニンの材料は、トリプトファンというアミノ酸です。
このトリプトファンをたくさん食べると、メラトニンも作られやすくなると言われています。

トリプトファンが多いのは、カツオや大豆製品、アブラナ科の野菜(ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、カブ)などです。

うちでは、カブのお味噌汁をよく出していました。
実際、不眠に悩む人は味噌汁の食べる回数が少ないというデータもあるそうです。

まとめ 妊活は睡眠時間の確保が重要

・睡眠時間は不妊の原因になる
・妻の睡眠時間確保のために約束事を決める
・よい睡眠のための知識を持っておく

睡眠不足はあらゆる体調不良の原因になります。
不妊症もそのひとつ。

妊活のために運動はしている、葉酸サプリも飲んでいる
でも、睡眠まで気を使っている人は多くありません。

夫婦で睡眠時間を確保するには、お互いの協力・約束をしておくのが大切。

コミニュケーションを積極的にとって、十分な睡眠をとりましょう。

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