オメガ3は妊活にも有効 効果を示す論文を集めてみた

オメガ3と妊活

こんにちは。村上です。

最近ダイエットに役立つとして「サバ缶」が売れまくっているそうですね。
何年も前からサバ缶を愛用してきた私にとっては、正直迷惑しています(笑)

サバ缶には余計な脂肪が少なく、炭水化物はほぼゼロ
そして、動物性の良質なタンパク質に、ビタミンEなども摂れます。

しかし何と言っても、サバ缶の一番の魅力は「DHA・EPA」などのオメガ3系必須脂肪酸です。

このオメガ3ですが、実は妊活にとっても重要なようです。
今回は、オメガ3の妊活への効果について集めた資料をご紹介します。

オメガ3の妊活への効果について

オメガ3とは、体の様々な機能に重要な必須脂肪酸です。

人間の3大栄養素は「タンパク質」「炭水化物」「脂質」ですが、「脂肪は肥満の元」というイメージが有り、何かと敬遠されがち。
しかし、人間の体を作るために脂肪は不可欠で、その中でも特に重要で、しかも不足しやすいのが「オメガ3」

数ある脂肪酸の中でも、オメガ3に分類されるのは「DHA(ドコサヘキサエン酸)」、「EPA(エイコサペンタエン酸)」、「αリノレン酸」などで、聞いたことがある方も多いと思います。

DHAは脳細胞の成長をサポートして頭が良くなる、EPAは血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ効果などが知られています。

加えて、近年の研究ではオメガ3必須脂肪酸は”妊娠を希望する男女”にとっても、不可欠な栄養素であることがわかってきたのです。

サプリメント大国のアメリカでは、数あるサプリの中でも「オメガ3サプリ」が「マルチビタミン」に次いでて売上2位になったとか。
ある調査では、アメリカの成人の約7.8%(1880万人)および4~17歳の1.1%(664,000人)が過去30日以内にオメガ3サプリメントを摂取していたそうです。

オメガ3サプリで妊娠成績が向上

生殖医療専門医の松林秀彦さんのブログで、アメリカの研究で「オメガ3の摂取によって妊娠率・出産率が向上」したとする実験結果が紹介されていました。

要約:2006~2016年に100名の女性で136周期の体外受精を行い、オメガ3脂肪酸摂取と妊娠成績の関係を前方視的に検討しました(EARTHスタディー)。オメガ3脂肪酸の測定はCD3とCD9でガスクロマトグラフィー法で行いました。全脂肪酸におけるオメガ3脂肪酸の割合の中央値は4.7%でした。長鎖オメガ3脂肪酸摂取量増加に伴い、臨床妊娠率と出産率は有意に増加しました。
例えば、長鎖オメガ3脂肪酸摂取量が1%増加すると、臨床妊娠率と出産率は8%増加し、飽和脂肪酸の代わりに長鎖オメガ3脂肪酸摂取量が1%増加すると、出産率は2.37倍に増加しました。
https://ameblo.jp/matsubooon/entry-12341406523.html

妊娠中のオメガ3で子どもの喘息・アレルギーを予防

デンマークのコペンハーゲン大学が行った研究では「妊娠中のオメガ3脂肪酸摂取は子供の喘息を減らす」という結果が発表されています。

12月29日号The New England Journal of Medicine掲載論文
 研究では736人の妊婦さんをランダムに2群に分け、片方にCRODA社のオメガ3脂肪酸サプリ(2.4gのEPA+DHA)、もう片方に同量のオリーブ油を妊娠24週から出産後1週まで摂取してもらい、生まれた子供を5年にわたって追跡し、喘鳴症状、あるいは医師により確認された喘息の発症率を調べている。
結果は明確で、喘鳴や喘息の3歳時点での発症率は、オリーブ油群で23.7%、魚油群で16.9%だ。
30%の低下を大きいと見るか、たいしたことはないと見るか意見は異なるかもしれない。
しかし、あらかじめ血中のEPAとDHA濃度が低いことを確認した母親を抽出して調べると、オリーブ油群34.1%に対し魚油群では17.5%と半分に低下する。一方もともと魚を多く取っていて血中のEPA,DHAが高いお母さんでは、あまりサプリの効果はないことも示されている。
したがって、メカニズムはよくわからないが、オメガ3脂肪酸を妊娠中期以降に摂取すると、子供の喘息を防ぐ効果があると結論していいだろう。
http://aasj.jp/news/watch/6289

オメガ3が早産のリスクを減少させる

オーストラリアの南部豪州保健医療研究所が行った研究では「妊娠中のオメガ-3系脂肪酸の摂取の増加は、早産リスクの低下と関係がある」とする結果が示唆されています。

研究チームは、早産リスクにおける長鎖オメガ-3系脂肪酸、特に魚に豊富に含まれるDHAとEPA、の働きに注目して系統的レビューを実施した。70件のランダム化臨床試験を解析した結果、妊婦が毎日長鎖オメガ-3系脂肪酸を摂取することが、以下のことと関連することを発見した。
●早産(37週未満)のリスクが11%低下
●超早産児(34週未満)のリスクが42%低下
●低出生体重児(2,500g未満)のリスクが10%低下
「早産を防止する方法は多くないので、この新しい知見は妊婦、子供、医療者にとって極めて重要である」と主任研究員のミドルトン准教授は言う。
http://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=65389&-lay=lay&-Find.html

まとめ オメガ3は健康な妊活に役立つ

・オメガ3は妊娠率を高める
・オメガ3が胎児のアレルギー等を予防する
・オメガ3は早産のリスクを減少させる

正直、オメガ3についてはまだまだ全然語り足りないのですが、今回はこのくらいにしておきます。

オメガ3と発達障害の関係についても書きました!

うちの場合、週に2~3回はサバ缶を使ったレシピを夕食に出しているのですが、正直妻からは部屋が魚臭くなるので不評です(泣)
ただ、料理の味については満足しているらしく、換気扇をフル稼働させて調理法にこだわれば、飽きずにいつまでも食べ続けられます。

サバ缶はオメガ3だけでなく良質なタンパク質も摂れるので妊活男子には本当におすすめです。

どうしてもサバ缶が苦手な方は、オメガ3のサプリを活用すると良いでしょう。

質問等はコメント欄で受け付けています。

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