妊活における葉酸の重要性

こんにちは。村上です。

このブログでは、私自身の妊活経験と、日本ニュートリション協会認定サプリメントアドバイザーの資格を活かして、健全な妊娠・出産に必要な栄養・サプリについての情報発信、妊活、夫婦生活についての雑感などを書いていこうと思っています。

初回の今回は、やはり「葉酸」についてです。

なぜ妊活に葉酸が必要なのか

昨今では、妊活と言えば葉酸というくらいに葉酸サプリが広まってきました。

なぜ妊活に葉酸が重要なのかというと、葉酸は最も多い先天性障害のひとつである「神経管閉鎖障害」の予防に役立つとされているからです。

神経管閉鎖障害とは、脳から脊髄を通る神経管が形成される際に、正しく閉鎖されずに障害が発生してしまうことです。
別名、神経管欠損症とも呼ばれていますが、具体的にな症例としては無脳症、二分脊椎症、骨髄髄膜瘤などがあります。

無脳症の場合は、出生後数時間で死亡します。
出生前診断で無脳症がわかった場合は、人工死産となることが多いようです。

二分脊椎症、骨髄髄膜瘤については、出産後すぐに緊急手術となりますが、生涯に渡る重い機能障害が残ります。

自分の子どもにこんな障害が降りかかることは、両親にとっても大変な落胆かと思います。

しかし幸いな事に、神経管閉鎖障害は「最も予防可能な先天性障害」と呼ばれています。
その予防方法が、妊娠前から1日400μg以上の葉酸を摂取しておくこと。
これによって、神経管閉鎖障害は7割以上予防できることがわかっています。

葉酸サプリは厚生労働省も推奨している

厚生労働省では、神経管閉鎖障害の予防のために、通常の食事に加えていわゆる栄養補助食品から「1日400μg」の葉酸を摂取するよう勧告しています。

つまり、厚生労働省が直々に「食事に加えて葉酸サプリも摂りましょう」と推奨しているわけですね。
実際、葉酸はブロッコリーやほうれん草に多いですが、水溶性のため茹でたら流出するので食事から十分な量を摂取するのは難しいと言われています。

このため、妊婦にはサプリメントの利用が推奨されているのです。

葉酸サプリはいつから飲めばいいか

妊娠に葉酸が重要なのはわかっても、問題は「いつから飲めばいいか」

神経管閉鎖障害の予防に葉酸が重要とは言っても、ヒトの神経管というのは受精から28日~40日ほどで完成していまいます。
神経管閉鎖障害が起こるかは、この期間に決まります。

一般的に、女性が妊娠に気づくのは6~7週目ですから、妊娠に気づいてから葉酸サプリを飲み始めても予防効果は無いのです。
(それでなくとも葉酸は細胞分裂に欠かせないので、飲み続けることは必要です)

ですから、厚生労働省でも「妊娠を計画する段階から」具体的には「実際に妊娠する一ヶ月以上前から」葉酸サプリを飲み始めるよう推奨しています。

しかし、このことは若い夫婦の間に広く認知されているとは言えません。

結果として、日本小児科学会などの報告によると、日本での神経管閉鎖障害の発症率は低下していないどころが増加傾向にあるようです。

これは、近年の日本人の食生活の偏り、過度なダイエットなどによる「飽食なのに栄養不足」という現状が関係していると思われます。

私達の身体は、私達が食べたもので出来ています。

生まれてくる赤ちゃんも、私達が食べる栄養で出来ているのです。
サプリメントアドバイザーとして、この事を広く伝えるためにこのブログを立ち上げました。

今後、皆様に有益な情報を発信できるように努めていきます。

質問等あれば、気軽にコメントを下さい。

関連記事

  1. お酒好きな女性は葉酸不足になりやすい

  2. 妊活での葉酸摂取 日本は海外に遅れを取っている

  3. 葉酸に過剰摂取の副作用はあるのか

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。