こんにちは。村上です。
妊活に必要な栄養素として、葉酸や各種ビタミンなどを紹介してきました。
ですが、このサイトのテーマである「男性の妊活」において、最重要とも言える栄養素といえば「亜鉛」です。
亜鉛は男性にとって非常に重要なミネラルで、その効果は妊活だけに留まりません。
今回は、亜鉛の効果の一部について解説します。
【このページの目次】
亜鉛は妊活男子に欠かせないミネラル
亜鉛は成人男性の健康管理に欠かせないミネラルです。
亜鉛には男性ホルモンを増やす働きが備わっているのです。
男性の精力は思春期の頃から急激に高まり、20歳から25歳頃まで右肩上がりに増加していきます。
そのため、10代から20代の男性は特別な対策をしなくても、精力減退に悩みません。
むしろ性的な欲求が自然と湧き上がるため、そちらの解消の困るくらいです。
坂道を転がる落ちるように男性ホルモンの分泌量が低下するためです。
男性らしい心身を構成するために必須な男性ホルモンであるテストステロンの値が、老化によって急激に低下するため、20代後半から30代の男性は急激に、若い頃に比べて性欲が激減します。
更に30代以降はテストステロンの減少率に拍車がかかりますが、その減少を防いでくれるのが「亜鉛」
30代を過ぎたら、男性は亜鉛のを意識的に摂取しなければいけません。
亜鉛が不足すると男性に起こる症状
男性ホルモンの一種であるテストステロンが減退していると、ペニスが性的な刺激を受けてもしっかりと勃起しなくなります。
いわゆるED状態になり、ガールフレンドやパートナーとの快適で健やかな性生活が過ごせなくなります。
ホルモンバランスの乱れが、男性不妊の原因やセックスレスの引き金を引いている事も多いです。
「また女性の前で突発的なED症状になってしまって恥ずかしい思いをするのでは」という恐怖心が心の奥底に芽生えてしまうのです。
一度でも突発的なEDになった男性はそれがトラウマになってしまい、日ごろから精力減退を痛感している男性なら尚更です。
勃起自体は可能だったとしても、
・完全にペニスを勃起させるまでに長時間の準備が必要となる
・ピストンの真っ最中に突発的にペニスが萎えてしまい、挿入のやり直しが頻発する
これらの精力減退の症状には亜鉛不足が関係している可能性があります。
亜鉛不足はメンタルにも影響
勃起力がアンバランスになるとメンタルの方にも支障をきたします。
自信の喪失、男性ホルモンの不足による情緒不安定などが起こる可能性も。
また性生活以外にも、亜鉛不足は悪影響を与える事があります。
貧血や免疫力低下といった症状が男性の体に生じます。
貧血は女性特有の体調不良だと思われていますが、栄養素がアンバランスになり過ぎると男性もたちくらみやめまいが出てくることも。
更に不足した日々が続くと、免疫力低下も現れ、いわゆる風邪等をひきやすい弱い体質になってしまいます。
まとめ 男性不妊の予防には亜鉛が欠かせない
・亜鉛は精子の材料となる
・亜鉛不足は男性機能の低下を招く
欧米諸国において、亜鉛は性のミネラルとも呼ばれており、生殖機能の健康維持に欠かせないものとして絶大な評価を得ています。
日本国内でも亜鉛の重要性が認識され始めています。
精子の材料としても重要であり、亜鉛欠乏症になると、虚弱体質になったり、味覚が鈍くなったり、若い男性でも生殖機能が著しく低下します。
現代の日本人は、食生活が偏ってしまうと想像以上に簡単に亜鉛欠乏症へ至ります。
精巣に安定した精子の量を貯蔵するためには、精子の材料となる栄養素を普段から摂取しなければなりません。
精巣に精子が溜まっていないと、健全な意味での性欲が男性の脳に生じないのですね。
これらのことから、男性が妊活に入る際は、亜鉛を含むサプリメントは必須と言えます。
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