妊活男子の悩み「タイミングED」について

こんにちは。村上です。

「妊活 たたない」

この検索ワードで当サイトに訪問して下さる方が結構いらっしゃいます。
実は友人の男性からも同じ相談を受けたことがあります。

私自身も、そこまで深刻ではありませんでしたが、気持ちは十分理解出来ます。

こういう悩みはなかなか人には話せないものの、実は悩みを抱えている人が少なくない問題です。

単に精神論で乗り越えられるものではなく、夫婦の共通理解と根気強い対処が必要です。

妊活男子の悩み タイミングED

妊活ということで取り組み始めると、ほとんどの人がまず始めるのが「タイミング法」

基礎体温をつけたり、排卵検査薬を使ったりして排卵日を予測し、もっとも妊娠しやすい日に合わせて性交をするというもの。

この妊娠しやすい日を、「仲良し日」と言ったりもしますよね。

しかし、夫婦生活が長く続いて仲良しの頻度も減ってきた夫婦にとって、タイミングを測って体調や雰囲気も関係なしに「必ずその日に」するというのは、意外と大変なもの。

妊活のためだけの義務的な作業となってしまい、プレッシャーも影響して男性側が「勃たない」という問題が出てきます。

普段から勃起不全(ED)という訳ではないのに、妊活のためにタイミングを測って必ずその日に!となると勃たなくなる現象を「タイミングED」と言います。

男性のEDは、糖尿病などの病気によるものを除けば、ほとんとが精神的な要因からくる「心因性ED」であると言われています。
妊活のプレッシャーからくる心因性EDに悩む男性は意外と多く、夫婦にとって深刻な問題となります。

このタイミングEDの対処法について考えてみましょう。

タイミングEDの対処 妊活中こそスキンシップを

(株)エムティーアイが運営する、女性のカラダとココロの健康情報サイト『ルナルナ』が実施したアンケートによると、妊活を意識しだしてから仲良しの回数が「増えた」というカップルは57%

過半数が増えたとありますが、逆に言えば半分近くは変わっていない、もしくは減ったという事。

「妊活前は週2~3回していたのに、妊娠を意識してからは、排卵日周辺でしかしなくなった」
など、妊活を始めたことで、かえって回数が減ってしまったという夫婦は少なくありません。

こうなると、仲良しの”作業化”がますます進み、男女ともに盛り上がらずに「勃たない」「濡れない」という問題が出てきます。
これを解決するにはどうすれば?

スキンシップを普段からとる

次に、キスやハグなど、セックス以外のスキンシップの頻度についてのアンケート。
最も多かった回答は「ほぼ毎日」で61.8%、次いで「週に2~3回」13.7%、「週に1回以下」9.3%と続きます。

ちなみにこのアンケートでは、「妊活中のセックスで不満なこと」の回答結果は、1位は「セックスを義務的に感じてしまう」で55.5%、2位が「仕事などの都合で仲良し日にセックスできない」51.3%、3位が「セックスの回数が十分でないと感じる」48.3%となっています。

やはり、子どもを作るためという目的が、本来の男女のコミュニケーションという目的を上回ってしまい、義務的な作業のようになってしまうというのが、男女ともに一番不満なことになります。

妊活を意識しているからこそ、セックス以外にもキスやハグなどのスキンシップを積極的に取り、普段から夫婦仲を円満にしておくことが重要ですね。

それに、排卵日だけでなくとも体調や時間に余裕がある日には、積極的に行うことが本番での成功率を高めることにもつながるはずです。

まとめ 妊活タイミングEDは夫婦の共通理解で克服

・妊活で勃たないタイミングEDは決して少数派ではない
・普段からスキンシップを取り夫婦の共通理解を

うちの場合、新婚で夫婦仲が良かった段階での妊活でしたので(別に今も仲悪くありませんが(笑))、タイミングEDという深刻な問題はありませんでした。

ただ、毎月日にちを計算して「今日だね」なんて言っても、その日に限って仕事が忙しい時もあり、なかなか気分が盛り上がらない事があったのも事実です。

これは中々難しい問題ですが、どちらかが決して一方を責めたりせず、気持ちと身体のふれあいを多くして、絆を強めておくことが大切だと思います。

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