男の妊活とテストステロン

テストステロンは男性ホルモンの一種です。
妊活男子は、テストステロンを増やさねばなりません。

男性ホルモンは、女性の体内にも僅かながら分泌されていますが、男性の、男性らしい体作りやその維持、また造血作用などを持っています。
更に男性の性機能に対しても、非常に大きな役割を果たしています。

妊活におけるテストステロンの役割

妊活におけるテストステロンの役割とは?
たとえば精液量を増やすことに関してです。

これは精子を作り出すことに対しての効能があるため。
また精子を作り出すこと以外にも、テストステロンは男性の性機能が正しく果たさせるためには必要不可欠なホルモンです。

それからもうひとつは、精神状態への効能です。
これはやる気や活力、更に性欲や精力に関して働きかけると言われています。

いざ妊活となってやる気が萎えてしまう人は、テストステロン不足かも知れません。
ですから健康的な体作りに対して、そしていつまでも性機能と気持ちを若々しく、前向きに保つ効能が期待できると言えます。

テストステロンが減少する原因

テストステロンが減少する原因としては、まずは加齢による身体の衰えが挙げられます。
20代をピークにして、テストステロンの分泌量は少しずつ減っていきます。

近年では男性の更年期障害と言うのも問題になっていますが、これも中年期になると、テストステロンの分泌量が大幅に減少することがひとつの原因と考えられています。

それから運動不足も原因のひとつです。

運動をすることで適度に筋肉が刺激を受けると、筋肉はより、逞しくなろうとします。
その際には筋肉増強などに対して作用があるテストステロンが消費されるため、消費されればまた新たに作り出すような命令が精巣や副腎に対して出されます。

つまり、運動不足で筋肉の発達が必要なくなれば、テストステロンの分泌量も減ってしまうのです。

加えて栄養不足も原因です。
特にこのホルモンの材料となる亜鉛などのミネラルが不足していたりすると、やはり減少しやすくなります。

テストステロンを増やす方法

テストステロンを増やすためには、まずは栄養にこだわることが求められます。

たとえばアミノ酸の一種であるアルギニンの摂取には、テストステロンを増やすために必要な成長ホルモンの分泌に対しての作用が期待できます。

それから牡蠣などに豊富に含まれている亜鉛ですが、こちらも成長ホルモンの分泌を促進する作用があります。
加えて亜鉛は精子の材料になる成分でもあるので、そこからテストステロンの働きを助けると言うことへの効果も期待できます。

これらの栄養素は、サプリメントで簡単に摂取できます。
男性向けの妊活サプリには、必ず入っています。


そして増やすためのもうひとつの方法は、運動です。
筋肉に刺激を与えるのが望ましいので、たとえば筋トレなどがベストです。

またウォーキングなどでも、足を高く上げることで筋肉への刺激が期待できます。
これ以外にも、成長ホルモンの分泌を促進するために、しっかりと眠ること、ストレスとは距離を置くことなども増やすための方法ですね。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP