妊活男子には「うなぎ」が最強。精力をつける食材

こんにちは、村上です。

昔から「土用の丑」の習慣があるように、夏バテ防止でうなぎを食べるのが日本の伝統

つまり、うなぎにはスタミナを付けて精力を高める効果があるようですが、これは栄養学的にも理にかなったことなんですね。

うなぎには、性ホルモンや性機能に関わる栄養素が豊富に含まれていて、妊活男子にも非常に有効な食材なんです。

もちろん、私もうなぎ大好きです。
最近ではうなぎも高価になってきていますが、実は冷凍の真空パックをまとめ買いならそこまで高くありません。

疲れているときなどに、レンジでチンするだけですぐ食べられるのもポイント。
真夏などは、何度もうなぎに助けられています。

今回は、男性の妊活とうなぎについて解説します。

うなぎは妊活に必要な栄養素を網羅

うなぎは、妊活男子に必要な栄養素をほぼ網羅している食材です。

先人の知恵恐るべし。
栄養学が発達する前から、うなぎを食べれば精力がつくと言われていたのは、間違いでは無いのですね。
うなぎ

ビタミン類

うなぎに含まれるビタミンは、おもにビタミンA、ビタミンB群、ビタミンEなど。

ビタミンAの欠乏は精子の減少に直結するため、男性には不可欠な栄養素です。

ビタミンB群は糖質や脂質の代謝回路に欠かせないため、肥満の予防やエネルギー不足の予防に役立ちます。

ビタミンEは抗酸化力が高く、細胞の老化防止。ビタミンCとの相乗効果を持っています。

ミネラル類

うなぎに含まれるミネラル類は、主に鉄、亜鉛、カルシウム、セレンなど。

は赤血球の材料となり、酸素の運搬に使われます。鉄分不足は特に女性に多いですが、男性でも鉄の補給で全身に新鮮な酸素が行き渡るようになります。

亜鉛は、妊活男子にとっては超重要。精子の材料となるだけでなく、男性ホルモンの分泌も促します。亜鉛を必要とする体内酵素は200以上あり、絶対不足させてはいけないミネラルです。

カルシウムは、骨の形成に使われますが、実は筋肉の収縮にも必要。カルシウムが不足すると筋肉がつりやすくなったり、体調不良が出やすくなります。

セレンは、ミネラル類の中でもトップクラスに強い抗酸化力を持っています。活性酸素による精子の老化を防ぐためにも、定期的に摂りたいミネラルです。

不飽和脂肪酸

うなぎといえば、なんと言ってもあの柔らかい肉と旨味。

この理由は、DHA、EPAなどの高度不飽和脂肪酸が豊富だからです。

不飽和脂肪酸は、牛肉や豚肉の脂身とは違って、常温でも液体化しているため、食感が非常に柔らかい。
そして、旨味成分としても優秀です。

DHAは脳の発達に不可欠な栄養素として知られていますが、妊娠中の母親がDHAをよく摂取することで胎児期の脳細胞の数が決定します。
男性の場合にも、脳血管の詰まりを防いだり、コレステロール値を減少させて性機能を高めてくれます。

EPAは、血管内の中性脂肪、コレステロールを減少させて心筋梗塞や脳梗塞を予防するとされています。
血液のめぐりが良くなれば、精巣やペニスへの血流も増えてEDや精子の老化を予防できます。

うなぎは野菜と一緒に食べよう

妊活に必要な栄養を多く含むうなぎですが、弱点といえば食物繊維ビタミンCが摂れないこと。

鉄やカルシウムの吸収にはビタミンCが不可欠であり、さらにビタミンEはビタミンCと協働することで作用が強くなります。

このため、うなぎの付け合せには、ビタミンCや食物繊維を多く含む野菜を食べましょう。

油っぽくてコッテリのうな丼には、ほうれん草のおひたしなどがよく合います。
我が家では大根サラダもよく出しますし、きゅうりとワカメの酢の物などでもいいと思います。

うなぎ単品でなく、付け合せとの組み合わせも考えれば、妊活にはベストなメニューになります!

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