妊活男子は禁煙するべき タバコ吸うとかアホなの?

こんにちは。村上です。

私自身は、人生でタバコを吸ったことは数えるほどしかありません。
学生のときに、飲み会などで友達からもらって吸ったことはありますが、自分で買って吸ったことはありません。

そういう訳で、タバコに関しては縁遠かったのですが、今は健康に関わる仕事をはじめて、タバコの身体への害についてもそれなりに勉強しています。

そんな中で、友人(既婚男)から相談されたわけです。

妊活始めるならタバコやめたほうが良いかなぁ?

もうね。
アホかと。馬鹿かと。

妊活は、自分の子どもを作るための活動です。
新たな生命を授かり、その生命の一生に責任を持たねばいけません。

進んでリスクを犯すなどアホのすることです。
当然、妊活ならば禁煙はするべきです。

禁煙で妊活は捗る?

タバコは様々なリスクを体に与えてしまいます。
それは男性機能の象徴でもある精子も例外ではありません。

実際に研究によって、喫煙習慣と精嚢が収縮することの関連性が懸念されています。
精液を貯め込んでいく機能が衰えれば放出量も減ってしまうのは当然です。

それだけではなくニコチンやタールなどの有害物質は、毛細血管を萎縮させ、血の巡りを衰えさせます。
体液を運び出すにも陰茎の勃起にも血行の働きは不可欠。
これも、精子の減少に直結します。

喫煙は一見男らしい趣味に見えますが、実際には男性機能を総合的に損なわせる行為に他なりません。

一方、これらの症状は禁煙によって徐々に改善していきます。
喫煙習慣を止めれば血行が良くなるため、精液量や勃起する力も高まります。
もしEDに悩んでいるのであれば禁煙を始めてみて、それだけで立ち直ることもありますから、手軽に効果が高い方法といえます。

タバコは胎児への影響も

煙草によって、男性の体内に有害物質が残留したまま性行為を行うと、母体にまで移行しかねません。
その結果妊娠しても胎児へ影響しまうことも考えられます。

子どもを作る場合には、3か月前にはタバコを止めておいた方が賢明です。

自分の力だけで喫煙を止められない時には専門のクリニックにかかることが大切です。
ニコチンパッチなどを用いた医学的アプローチは、従来のやり方とは一線を画していて、興味そのものが失われることも多く非常に強力です。
喫煙習慣に費やすお金を考えれば、医療費以上のコストパフォーマンスが期待できますね。

電子タバコも駄目です

従来の燃焼式葉タバコに対し、アイコスなどの電子タバコ、非燃焼式タバコは

「煙が出ないから喫煙所以外でも吸える」
「葉タバコより健康被害は少ない」
「副流煙で周囲に迷惑をかけることが無い」

などのイメージがありますが、全て誤解です。

日本呼吸器学会も、世界保健機構も、電子タバコも葉タバコと同様に健康リスクがあることを認めています。
参照:http://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/photos/hikanetsu_kenkai.pdf#search=’%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3+%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%81%E3%83%B3′

どうしても禁煙出来ない人が、段階的にニコチン依存症を断ち切るために電子タバコを利用するのはアリかも知れませんが、どちらにしても妊活開始時までに完全に禁煙できるように努力していきましょう。

まとめ 妊活男子は禁煙が絶対必要

・タバコは男性機能を衰えさせる
・タバコの有害物質は胎児に移行する可能性もある

タバコを止めるメリットは、血行が良くなることや妊活だけではありません。

独特のヤニ臭さからも解放され、人からも好かれるようになります。

パートナーや子どもとの関係改善にも有意義ですから、もはや吸う理由はないでしょう。
さらにタバコは、今後家庭内ですら条例で規制される動きがあり、最早時代にそぐわない存在です。

さらなるタバコの値上げも避けられずお金の浪費にも繋がります。
禁煙すればその分だけプレゼントや外食に回せますから、モテる男の近道に他なりませんね。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP